『プライオリティパス(Priority Pass)』という魔法のようなカード、もう知ってますよね?
「搭乗開始までの待ち時間を、くつろげる空間でコーヒーでも飲みながら、ゆっくり過ごしたい」
と、【空港ラウンジ】に憧れて取得したであろう『プライオリティパス』、あなたは活用できていますか?
関西国際空港(=関空)には、LCCや国内線利用でも、入れる空港ラウンジが、いくつか存在します。
中でも、 本来は航空会社の上級会員や、上位クラス搭乗者のみが入る事を許される「航空会社ラウンジ」の『KALビジネスクラスラウンジ( KAL Business Class Lounge )』に、
(=以下『KALラウンジ』)プライオリティパス があれば、航空会社やクラス関係なく、入れてしまうのが、関空のすごいところです!
この記事では、国内線利用時に入ることができる、関空のラウンジを紹介しつつ、『KALラウンジ』の詳細と、注意事項をお伝えします。
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【関空】国内線利用時に入れるラウンジは?
そもそも国内線なら、『伊丹空港』というイメージありませんか?
国際線に乗り継ぐ人や、LCCに乗る人は、必然的に関空になると思いますが…、 伊丹の方が、飛行機の本数も路線も多く、中心地への移動も便利です。
ところが、運航されているJALやANAの一部の路線には、関空発着便を選ぶメリットがあるんです!

そのメリットが、飛行機が夜遅くまで飛んでいること!!
上の時刻表を見てもわかるように、JAL・ANAともに運賃はほぼ同じなのに、最終便に約2時間も差があります。
仕事終わりの移動や、旅先からの戻り時、2時間の差は大きいですよね!
関空発着便を選んだ場合に、入れるラウンジが↓こちら。
後ほど詳しく説明しますが、1番のおすすめは『KALラウンジ』です!
『JAL・ANAラウンジ』は、各航空会社の上級会員や、上位クラス搭乗者のみが利用対象です。
『KIXエアポートラウンジ』は、料金さえ支払えば誰でも利用できます。
『比叡』は、対象のクレジットカード(ゴールドカード以上)を持っている人が利用できます。
保有者本人のみ無料、同伴者は有料です。

保安検査所の手前のエリア(制限区域外)にあるので、到着時にも利用可能です。
チョコレートとおつまみ(柿ピーなど)のみで、アルコールは有料です。

関空の『KALラウンジ』はどんな所?
『大韓航空(Korean Air Line)』が運営する、ビジネスクラスラウンジ です。
通常は、大韓航空と提携航空会社(スカイチーム)のファーストかプレステージクラス搭乗者、 または、スカイチームの上級会員のみ入る事が許される「航空会社ラウンジ」 です。
ところが、関空では、『プライオリティパス』を保有していれば、 乗る航空会社やクラス関係なく、LCCや国内線利用者も、入れてしまうんです!
『KALラウンジ』場所と内観
KALラウンジは、第1ターミナルの3階(ショップ・レストランフロア)北側、保安検査所の手前のエリア(制限区域外)にあります。
一般エリアなので、保安検査所が混雑する場合に備えて、時間に注意する必要があります!

ユニクロ横の通路を通り、ラウンジの案内板に沿って社員通路のような所を歩いていきます。『比叡』を通り過ぎた先の、右手に見えてきます。
室内は、暖かみのある落ち着いた雰囲気です。
独立型の一人掛けソファーイスのみで、50席ほどあります。

壁面に、ドリンク&フードカウンターがあります。

『KALラウンジ』サービス内容
月~土 : 7時~14時、15時30分~19時15分
日 : 7時~14時、15時30分~19時35分
※ 14時~15時30分までの間は入室不可なので要注意!
カードラウンジの『比叡』だと、チョコレートとおつまみ(柿ピーなど)のみで、アルコールは有料ですが…
航空会社ラウンジの『KALラウンジ』だと、コンビニのような軽食(カップラーメン・おにぎり・カップみそ汁・菓子パンなど)があり、アルコールも無料です!

アルコールは、赤・白ワイン、ブランデー(レミーマルタンXO)、ウイスキー(バランタイン17年)、日本酒(おもてなし)、ビール(キリンラガー)と種類豊富!

ソフトドリンクは、ドリンクバーでは無く缶ジュースタイプです。

ホットドリンクは、コーヒーマシンとティーパック式のお茶です。

他にも、新聞・雑誌閲覧、インターネット(Wi-Fi)、FAXのサービスがあります。
シャワーは無いので、使いたい場合は、『KIXエアポートラウンジ』がおすすめです!
『KALラウンジ』利用方法
何度も言うように関空のKALラウンジは、『プライオリティパス』があれば、LCCや国内線搭乗者も、利用できます!
■入り方■ 受付で“プライオリティパス”と“当日の搭乗券”を提示する ⇒ サインをする
私は、チェックイン前のEチケットだと入室を断られた事があるので、気を付けてください!
到着時の利用は不可で、2時間の制限があります。
14時~15時30分までの間は入室不可なので、その時間帯は、隣の『比叡』に入るといいと思います。プライオリティパスが付帯していた、クレジットカードで利用できます。
→『プライオリティ・パス』とは?年会費が無料?その方法と使い方を解説!
注意事項
同伴者は有料
カード保有者1名につき、有料で同伴者2名まで利用できます。(2歳未満の子供は無料)
受付で料金は求められず、後日クレジットカードに請求がきます!(利用料は、付帯するカード会社によって異なる)
混雑時は入場制限になる
本来は、大韓航空(スカイチーム)のお客様向けのラウンジなので、 混みあっている時は、航空会社の上級会員や上位クラス搭乗者を、優先して入室させる場合があります。
大韓航空便の出発前の時間帯は、混みあう可能性が高いので要注意です。
第2ターミナル発着は時間が厳しい
ラウンジに入る際は、搭乗券を確認されます。
WEBチェックインでない限り、第2ターミナル発着の『PEACH』『春秋航空』『チェジュ航空』『ティーウェイ航空』利用者は、ターミナル移動と保安検査場の混雑を考えると、ラウンジでゆっくりする時間は、ほぼありません。
【関空】はプライオリティパスには最強!
プライオリティパス対象の空港は、日本だと4つ(成田・関西・中部・福岡)しか在りません。また、国内線利用でも使えるのは、成田と関空のみです。
せっかくプライオリティパスを取得しても、海外に行く機会もなく、活用できない人にこそ、関空は強い味方です!!

なぜなら、『KALラウンジ』が利用できるだけではなく…
なんと!!関空では、レストラン『ぼてぢゅう』での飲食も、プライオリティパスの対象だからです!!
『ぼてぢゅう』でお腹を満たした後に、『KALラウンジ』でお酒を飲む…なんて、いかがでしょうか♪
まとめ
飛行機が夜遅くまで飛んでいる、関空発着の国内線。
本来は、大韓航空(スカイチーム)の上級会員や、上位クラス搭乗者のみが、入る事を許される『KALラウンジ』は、
関空では、プライオリティパスがあれば、国内線利用者も入る事ができます!
ANAやJALの上級会員であれば、『ANAラウンジ』や『サクララウンジ』に入る事もできますが、国内線なら、軽食もある『KALラウンジ』の方が、魅力的じゃありませんか?
関空利用の際は、レストラン『ぼてぢゅう』も含め、ぜひ『プライオリティパス』をフル活用してください♪
プライオリティパスは、入会キャンペーンなどで、初年度は実質無料 の『楽天プレミアムカード』で入手するのがおすすめです。
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