「安さ」が魅力の高速バスですが、一方で「長い」「疲れる」「狭い」など、マイナスのイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし、LCC(=格安航空会社)の需要が増え、高速バスよりも安く飛行機に乗れてしまう今日、バス会社は「安い」だけでは勝ち残れません。
そこでバス会社も各社、販売形態を工夫したり車内設備を改善したりと、安さだけでなく、利便性や快適性にも力を入れてきています!
今回は、これまで持たれていた高速バスのマイナスのイメージは、覆せないのか!?
実際に『ジャムジャムライナー(JAM JAM LINER)』の3列独立に乗車し、その乗り心地はどうだったのかお伝えすると共に、座席など詳しく解説していきたいと思います。
また、快適な夜行バスの選び方にも触れていくので、ぜひ参考にしてみてください。
※注意:2021年5月現在の情報です。
東京ー名古屋を走る夜行バスは?
夜行バスなので、快適に寝れるかどうかが重要ですよね。
そこで私が、これだけは譲れない!という条件は、『4列シートでは無い』という事です。
最近は、当たり前のように「女性の隣席は必ず女性」になるよう、配慮されていて安心です。ですが、一晩過ごすとなると、シートが広く、リラックスできる、1人席に越したことはありません!
夜行バスの選び方 ポイント【独立シートのバスにする!】でもあります。
なので今回は、4列シートは除外してご紹介します。
東京ー名古屋を運行する夜行バス、代表的なものが…
これだけ便があると、どのバスにしたらいいのか…分からなくなってきますよね。
安さで選んでしまいがちですが、車内装備やアメニティもよく確認しましょう。
4列シートの車両でも、「横2席分を一人で使える」ダブルシート販売(独立シートと同じ感覚になる)をしているバス会社もあるので、販売形態にも着目するといいですね。
ジャムジャムライナー(JAMJAM)3列シート【乗車レポ】
私が、今回ご紹介するのは、株式会社ジャムジャムエクスプレスが運行する
『JAM JAM LINER(ジャムジャムライナー)』の【プレミアム】と呼ばれる車両です。
座席と座席の間に通路があり、全ての席が一人掛けになっている「3列独立シート」で、ゆったりとしています。
また、万が一の時にも安心なトイレ付です。
東京テレポート駅前 → 東京駅 鍛冶橋駐車場 → 名古屋南ささしまライブ
予約と購入金額
【今回、私が乗車したバスは…】
♦JAM JAM LINER(JX41便)
♦東京駅 鍛冶橋駐車場 23:40発 → 名古屋南ささしまライブ 翌5:30頃着
♦2020年2月19日(水)乗車
料金は、閉散期・繁忙期、週末や連休で変動しますが、通常料金は【3,000円~】と、3列独立シートとしては、お手頃な料金設定です!
今回は、貯まっていたポイントを利用したかったので、『楽天トラベル』から予約。
販売額は4,000円でしたが、4,000円-楽天ポイント1415=2,585円 で購入できました!
さらに「楽天スーパーポイント」が、40ポイント(=40円分)付与されました。
楽天トラベルを利用すると、このように次回利用できるポイントが貯まります。それだけでなく、割引クーポンや、ポイント〇倍!なんてサービスもあるので、お得に予約する為にも要チェックです!
ジャムジャムライナー(3列)乗車場所
東京駅八重洲南口を出て、右手に直進すると、鍛冶橋駐車場入り口があります。
東京駅からは、徒歩7分くらいです。
※東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」1番出口からは徒歩2分で、迷わず簡単に行けます。
※JR利用の場合は、東京駅ではなく「有楽町駅」で下車し、京橋口から向かうと徒歩4分と、東京駅から行くより近いですよ!
東京駅は広すぎて、駅構内ですら迷ってしまいます。出発まで時間を潰すにも、どの店も混雑…。
でも、他の駅からだと構内も分かりやすく、周りの飲食店も比較的すいているのでオススメです!
ちなみに鍛冶橋駐車場には、待合室もトイレ(4つ)もあります。
…ですが!混み合っているので、トイレは事前に別の場所で、行っておいた方がいいと思います。
ジャムジャムライナー(3列) 降車場所
名古屋駅から徒歩15分~20分と、少し離れた場所にあります。
降車後は、バスと同じ進行方向に真っ直ぐ歩いて行けば、名古屋駅です。
目の前に「JRセントラルタワーズ」が見えているので、迷うことはまずありません!
▼早朝にシャワーが浴びられる場所は…⁉
▼モーニングと一緒に♨朝風呂♨も♪
▼早朝から朝食・モーニングが食べられる!
ジャムジャムライナー(3列) 車内・座席
(下の写真)左の席からABCとすると…
A席とB席の間の通路は若干狭く、休憩・トイレの際は出づらいので、C席がオススメです。
私もA席だったので、「どうしよう…」と考えていたら、いつの間にか寝てしまい…
車内の電気が付いたので「あ…トイレ休憩!」と目覚めたら、
・・・到着地の名古屋でした(笑)
それくらい独立シートだとよく眠れるので、席は参考までに。
標準的な「4列シート」と比べて、2列少ない縦10列の配置は、足元は広々としていて、前の人がシートを倒しても、前後の間隔に余裕があります。
おかげで、私も気兼ねなく、シートを倒すことができました!
シートがどれだけ倒せるかは、リラックスして眠りやすい体勢をとるために、とても大切です。
夜行バスの選び方 ポイント【列数が少ないバスにする!】
また、レッグレスト・フットレストのダブル装備なので、足の疲れを軽減できます。
夜行バスの選び方 ポイント【レッグレスト・フットレスト付のバスにする!】
コンセントは、ひじ掛けの下に設置されています。
夜行バスでは、明るさが迷惑になるので、消灯後スマホを使用することはありませんが、バッテリーの残量が少ない時など、やはり充電ができる環境は重要ですよね。
座席の間は、ロールスクリーンで仕切れます。半個室状態になってプライベート感が増すので、快適に眠ることができます!
夜行バスの選び方 ポイント【仕切りカーテンのあるバスにする!】
その他に、ブランケットの貸出、使い捨てスリッパ・アイマスクと、アメニティも充実しています。
また「車線逸脱、ふらつき防止警報装置」付で、安全対策もきちんとされているので、安心です。
※ 車両によって、シート・設備は異なる場合があります。
- 乗車鍛冶橋駐車場を出発(23:45)
出発10分前から乗り場の案内アナウンス&電光掲示板あり
乗車受付は、乗務員に名前を伝えるのみでOK
【0:05 消灯】
- 休憩足柄SA(1:10頃)浜松SA(3:30頃)20分前後の休憩
車内アナウンスは無く、前のカーテンが開いたら休憩の合図
- 降車名古屋南ささしまライブに到着(5:20)
ほぼ定刻通り、所要時間は約5時間半
感想
JAMJAMライナー【プレミアム】3列独立シートは、名古屋に到着するまで、トイレ休憩にも気づかず熟睡していたほど、広々としていて快適でした。
「長い」「疲れる」「狭い」など全く感じることなく、「長い」においては、むしろ短い!と思うほど、もう少し寝たかったくらいです…笑
私の中では、そういったマイナスのイメージは、見事に覆されました!
夜行バスで移動することで、宿泊費がかからず、交通費も抑えられ、朝着なので時間を有効に使うことができます!(=夜行バスのメリット)
ですが、バス選びを間違えれば、きっとマイナスのイメージ通りです。
よく眠れず、疲れてしまい…目的地に着いても何もやる気が起きない。…なんてことにもなり兼ねません!
そうならない為にも、【夜行バス選びのポイント】は抑えておくべきだと、強く思いました!
夜行バス安眠のための必須アイテム
あるか無いかで、快適な睡眠に大きく影響してくるので、準備しておきましょう!
◎アイマスク
やはり光は遮断した方が、熟睡できます!
休憩時に、車内を明るくするバスもあるので、アイマスクが無いと、その度に目が覚めてしまいます…。
安眠アイマスク/遮光・立体型・男女兼用・低反発・軽量・収納袋付き
◎耳栓
完全に防音できるわけではありませんが、音の響きが和らぎ、あると無いとでは、防音効果は全く違います!
◎マスク
乾燥防止、臭い防止になります。個人的には、マスクで顔を覆うと無防備でなくなり安心します。
◎エアーまくら(腰用)
完璧に横になれるわけではないので、重心がかたより腰に負担がかかります。腰の痛みが軽減されるだけでなく、腰の位置が安定すると眠りやすくなります。
ヨックネール【トラベルピロー】日本製
まとめ
「安さ」が魅力の高速バスは、安さだけで選んでしまいがちです。
そうして「長い」「疲れる」「狭い」といった、マイナスのイメージを持ってしまいます。
しかし、そう感じるか否かは、バスの選び方次第です!
特に夜行バスは、快適に寝れるかどうかが重要なので、しっかりポイントを抑えて選ぶ必要があります!
安眠のためのアイテム準備や、座席指定にも注意するといいと思います。
(例:[タイヤ上の席]振動が激しい、[最後部の席]エンジン音がするなど…)
今回乗車した『JAM JAM LINER(ジャムジャムライナー)』の【プレミアム】 「3列独立シート・トイレ付」は、料金・車内設備、どちらの面でも満足度が高く、ぜひお勧めしたい!と思えるバスでした。
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