[空港ラウンジ]という存在は知っていても…、気にはなっていても…、
どんな場所なのか・どんなサービスがあるのか・どう利用するのか、
いまいちよく分からない…と思っていませんか?
なんとなく敷居が高い…と感じていませんか?
「ラウンジなんて無縁。自分みたいな一般庶民は場違い!」私は、ずっとそう思っていました。
それが今では、ラウンジを利用する事が旅の楽しみの1つになっています!!
この記事では、空港ラウンジがどんな場所で、どんなサービスがあって、どうしたら利用できるのか、分かりやすく解説します!
ラウンジ利用が、いかに簡単で、敷居の低いものか理解できれば、
あなたの旅にも“ラウンジ利用”という楽しみが1つ、増えること間違いないでしょう!
空港ラウンジとは?
そもそも[空港ラウンジ]が何なのか、知らない方もいらっしゃるかもしれませんね。

高いを料金を払って、お酒を飲むところ!?
簡単に言えば、飛行機の搭乗を待つ乗客のために用意された、特別な待合室です。
搭乗が始まるのを、ゲート近くのベンチ(下の写真のような)で待っている方が大半だと思います。

ただ、空いてる席がなくて、立っている人や床に座り込む人がいるほど、けっこう混み合ってて、騒々しいですよね。
だからといって、ゆっくりしようと飲食店に入ると、けっこういい値段だったり…(汗)
そんな時に役立つのが、[空港ラウンジ]です。下の写真を見ての通り!
落ち着いた空間で、ゆったりくつろげるソファーイスに座って、待ち時間を過ごすことができます!

無料でコーヒーなど飲めるので、わざわざ飲食店でお金を出す必要ありません!
空港での待ち時間を、快適にしてくれるのが[空港ラウンジ]です。

どうせビジネスマンや裕福な人だけが、優雅にくつろげる所でしょー。
もちろん、誰でも自由に利用できるわけではありません。
だからといって、ファーストクラスやビジネスクラスを利用する人や、航空会社の上級会員だけが利用可能なわけでもありません。
条件さえ満たせば、学生やバックパッカー、子連れの方、誰でも利用できます!
どんなサービスがあるの?
ラウンジは、くつろげる落ち着いた空間なだけでなく、下記のサービスが提供されます。
ほとんどのラウンジには、専用のトイレが併設されているので、スーツケースなどの大きな荷物を席に置いたまま、身軽にトイレを済ませられるのが、個人的に嬉しい点です。
※貴重品は、肌身離さず持ち歩きます!(貴重品BOXがある所も在る)

窃盗の被害にあったことは無いですが…、ラウンジを利用するような人の中に、盗みをする人はいない…と、あくまでも個人的に思っています。
どうしたら利用できるの?
空港ラウンジは、大きく2種類に分けられます。その種類によって、利用方法が異なります。
空港ラウンジは2種類
1)カードラウンジ
カード会社が提供しているラウンジで、基本的に対象のクレジットカード(ゴールド以上)を所持している人が利用できます。
また、カードを持っていない人でも、 料金さえ支払えば入室可能なラウンジもあります。
保安検査所の手前のエリア(制限区域外)にあることが多く、保安検査所が混雑している場合に備えて、くつろげるといっても時間には注意が必要です!
たいてい入り口に、対象のクレジットカード会社の一覧が表示されています。

2)航空会社ラウンジ
航空会社が提供しているラウンジで、その航空会社の上級会員、ファーストクラスやビジネスクラスなど上位クラスに搭乗する人のみが利用できます。
なので、ゴールド以上のクレジットカードを持っているだけでは、入れません!
カードラウンジよりもサービスが充実していて、そのぶん利用条件も厳しくなっています。
保安検査所を通過した後のエリア(制限区域内)かつ搭乗口のすぐ近くにあるので、時間を気にせずギリギリまでくつろぐ事ができます。
入り口には、対象の航空会社カードや会員ステイタスが表示されています。

利用方法
カードラウンジの利用方法
利用料を支払う
利用料さえ支払えば、同伴者などカードを持っていない人でも入室できます。(カードによっては、同伴者1名まで無料の場合もある)
空港ごとに料金は変動しますが、だいたい大人は1,000円前後です。
■入り方■ 受付で “当日の搭乗券” を提示して、料金を支払う
対象のクレジットカード(ゴールド以上)を所持する
搭乗する航空会社や座席のグレードは関係なく、対象のクレジットカードがあれば、保有者本人は無料で利用できます。
(アメリカンエキスプレスやダイナースクラブは、ゴールドじゃなくても無料。ただし、年会費が高い。)
■入り方■ 受付で “クレジットカード” と “当日の搭乗券” を提示する

いやいや、無料って…。
そもそもゴールドカードを持つのに、高い年会費がかかるでしょ…。
そう思う方も多いでしょうが、例えば『楽天ゴールドカード』なら、年間たったの2,200円(税込)です!
※ラウンジ利用は、年間2回まで無料(毎年9月1日~8月31日を1年間)

ん!?…2回なら、都度お金払って利用するのと同料金で、お得な感じがしない…!
料金だけに着目すれば、確かにそう感じますが…
ポイントが最大5倍になったり、ETCカードが無料で付帯されたり、ゴールドカードを所有した方が、特典が付くぶん得するんです!
JALカードは「普通カード」ですら年会費2,200円(入会後1年間は無料)なので、特典付きの「ゴールドカード」でこの料金は、かなり魅力的です!!
航空会社ラウンジの利用方法
航空会社の上位クラスに搭乗する
国内線ならプレミアム(ANA)ファースト(JAL)、国際線ならファースト・ビジネス・プレミアムエコノミーいずれかのクラスの利用で、同伴者も1名まで無料で利用できます。
■入り方■ 受付で設置してあるリーダー機に搭乗券(2次元バーコードなど)をタッチする

国際線のファーストやビジネスなんて、さすがに高すぎて手は出せないよー。
金銭的に余裕がないと、上位クラスに搭乗するなんて難しいですよね。
それでも航空会社ラウンジに入ってみたい人は、羽田便を利用しましょう!
というのも、羽田空港のJAL『国内線サクララウンジ(事前申込要で3,000円)』ANA『ANAラウンジ(事前申込要で3,100円)』は、 搭乗クラスは関係なく、料金を支払えば入れるからです。
他にも、格安航空券を扱ってるサイトで、上位クラスの株主優待割引運賃を購入する方法もありますが、「どうしても上位クラスのサービスが受けたい!」人でなければ、オススメしません。
なぜなら、普通席の早割運賃だと、1万円ほど安く購入できるからです。


どんなに素敵な機内サービスが受けられても、ラウンジが利用できるからといって、国内線の1、2時間のために1万円もプラスで払う気しません…。
「ANA SUITE LOUNGE」であれば、 「ANAラウンジ」よりも利用条件が厳しく、なかなか入れる場所ではないので、メルカリなどで転売されている『ANA SUITE LOUNGE利用券』を使う方法も、ありかもしれませんね。
航空会社の上級会員になる
年間どれだけ搭乗したかによって、会員ランクが決まります。
距離が長い区間ほど付与されるポイントは高く、上級会員になるには、最低でも年間で十数回は搭乗する必要があります。
出張の多いビジネスマンなんかでない限り、けっこうハードルが高い気がしますね。
プライオリティ・パスを持つ
海外のラウンジは、ゴールドカードを持っていてもほぼ利用できません。かといって、値段の高い上位クラスに搭乗するのは難しいですよね。
そこで!よく海外に行く方に必須のカードが『プライオリティ・パス』です!
世界148か国、600を超える都市にある1300ヵ所以上のラウンジが、保有者本人は無料で利用できます。(同伴者は有料)
絶対に持ってて間違いなし!のプライオリティ・パスカード、有料会員制で年会費が429USドルと高額なんですが、実は無料で入手できる方法があるんです!
その方法は、【『プライオリティ・パス』とは?年会費が無料?その方法と使い方を解説!】で解説します。
空港ラウンジについてまとめ
空港ラウンジは、搭乗までの待ち時間を快適にしてくれます。
対象のクレジットカード(ゴールド以上)を所持するか、利用料を支払う事で利用できる「カードラウンジ」
航空会社の上級会員になるか、ファーストクラスなど上位クラスに搭乗する事で利用できる「航空会社ラウンジ」
「航空会社ラウンジ」と比べて「カードラウンジ」は、誰でも簡単に利用できる分、サービスはおちてしまいます。
しかし、搭乗時間を考えれば、ラウンジを利用するのは1時間くらいなので、私は、落ち着いた空間でゆっくり快適に過ごすのは、カードラウンジで十分だと感じています。
サービス内容はもちろん、各空港・ラウンジで設備も雰囲気も違っています。
ぜひ各地のラウンジを利用してみてください!きっと今まで以上にわくわくする旅になりますよ!
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