函館－札幌を高速バス（ニュースター号）で移動してみた！予約方法・料金・所要時間は？

面積が九州の2倍以上もある北海道は、とにかく広い！

主要観光エリア間は私たちの想像以上に距離があり、「札幌に行くついでに・・・・函館にも行こう♪」なんて簡単に考えてしまうと…大変なことになります‼

なぜなら北海道の中でも特に人気の高い旅行先の函館・札幌、この2都市間の距離は〈東京－名古屋〉〈大阪－広島〉〈小倉－鹿児島〉とほぼ同じ(※高速利用時) …つまり、「東京に行くついでに・・・・名古屋にも行こう♪」と考えているようなものだからです。笑

　

とは言っても、せっかく北海道へ行くのなら‥箱館にも札幌にも足を運んでみたいものですよね！

ただ、函館－札幌間はこれだけ距離があるので、いざ行こうと思っても…どの交通手段がいいのか悩んでしまう方も多いと思います。

　

そこで今回は、函館−札幌間の移動方法を検討している方の参考になるように、最もリーズナブルに移動できる「高速バス」について徹底解説したいと思います。

といった方のために！実際に、函館から札幌まで高速バスで移動してみた際の運行状況や感想、また料金や所要時間、予約方法等を詳しくお伝します。

　

函館－札幌間を「高速バス」で移動しようかどうか‥迷っている方の参考になれば嬉しいです♪

※2022年7月時点の情報です。運賃改定などもありますので…最新の情報は、各交通機関のホームページまたは予約サイトで、必ずご確認ください。

　

箱館－札幌を走る高速バスは？

北海道内は、主要都市を結ぶ鉄道や高速バスが充実しています。

特に函館－札幌は人気路線で、バス移動の場合『函館特急ニュースター号』と『高速はこだて号』の2便が、この区間を走っています。

それぞれ簡単に説明すると・・・

ニュースター号、はこだて号、どっちがいいの？

「函館特急ニュースター号」と「高速はこだて号」…結局、どっちがいいの？と迷ってしまう方も多いでしょう。

結論としては、2便にそう大きな違いはなく‥料金だったり、停留場所だったり、あなたが何を1番重要視したいかで選ぶのがベストです！

　

ちなみに所要時間は、天候や交通状況にもよりますが…どちらも平均して約5時間30分程なので大差はありません。

どちらの便を選択するか、判断材料として以下の点に注目してみましょう。

なお夜行便は、どちらも男女別で前方・後方に分けられるため、座席指定はできません。
※「はこだて号」の夜行便は、当面の間運休です。

　

函館－札幌高速バス「ニュースター号」【乗車レポ】

今回、函館から札幌まで高速バス『函館特急ニュースター号』で移動してみたので、その詳細をご紹介します。

　

全席（最後列を除く）シート間に通路を挟む一人掛けの「3列独立シート」で、万が一の時にも安心のトイレ付です。

プラズマクラスターイオン発生機を搭載していて、シート・カーテンにも独自の消臭・抗菌処理がしてある清潔な車両なので、コロナ渦のこのご時世でも安心して乗車できます。

　

　

函館特急ニュースター号【料金と予約方法】

通常料金は、閉散期・繁忙期など関係なく固定です。※往復割、回数券の販売終了

※【乗車支払】は、電話予約のみで乗車時に現金払い。

★予約サイト『発車オーライネット』からの予約であれば、お得な【ネット割：3,920円】で購入することができます！（小人・学生の料金設定なし）

※ただし、クレジットカードまたはd払いの即時決済のみ。

　

私も今回は、『発車オーライネット』からの予約で、ネット割運賃の3,920円で購入しましたが…

実は…『楽天トラベル』のクーポン利用がおすすめです！

楽天トラベルでは、バス予約時に使用できる 500円割引 10%割引 等の割引クーポンを定期的に発行しています。これを利用すると…

500円割引 のクーポンが利用できれば、ネット割よりも安く最安値で購入でき、次回使えるポイントまで貰えちゃいます！

ネット割で予約する前に、一度クーポンが発行されていないか確認してみるといいかもしれませんね♪

楽天トラベル公式ホームページ

　

　

函館特急ニュースター号【乗車場所】

JR函館駅前にある「函館駅前ターミナル」から、箱館特急ニュースター号は発車します。

函館駅中央口側から見て、左奥にある【14番のりば】が乗降場所です。

乗降位置に【14番】と大きく記載された看板があるので、見つけやすいと思います。

　

函館特急ニュースター号【降車場所】

ニュースター号は、JR札幌駅だけでなく市内中心部「市電すすきの前」や「大通バスセンター前」にも停車します。

下の地図は、今回私が降車した「大通バスセンター前」停留所です。

ちなみに下のマップは「札幌駅前」「市電すすきの前」の停留所の場所です。

札幌駅前だけは乗り場・降り場が異なるので、注意しましょう。

　

函館特急ニュースター号【車内・座席】

今回乗車した車両は、トイレが最後部に設置された29人乗り、全席（最後列を除く）一人掛けの「3列独立シート」です。

青系・赤系2色のシートが鮮やかで明るく、清潔感のある車内です。

上の写真は、前方から車内を見た様子で…座席番号は左からD/B/A。

若干ですが…A席とB席の間の通路が狭くなっているので、オススメはD席です。

※ただ…私が乗車した時は、乗客5名と少なかったこともあってか…「好きな席にどうぞ！」と言われたので、周りに他の乗客がいない席に移動できました(笑)

▲横から見ると分かるように、座席は完全に左右一列になっているわけではなく、同列でも前後に少しずらしてあります。

縦10列の配置で、座席は身長170cm近い私が座っても前後の間隔に余裕があり、飛行機のエコノミークラス席より広々としています。

また、足の疲れを軽減できるレッグレスト・フットレスト装備です。

全席コンセント付き（肘掛けの下）で、無料のWi-Fiを利用することができるので、動画を見たり…長距離移動の時間も有意義に過ごすことができます。

※山間部は通過する時は、Wi-Fiは繋がりにくかったです。

座席の間には、仕切りカーテンがあるのでプライベート空間を保つこともできます。
快適に眠るためにも、夜行便には欠かせませんよね！

※今回は、昼便だからか乗客が少なかったからか‥理由は分かりませんが、棚上に収納されていました。

はこだて号と違い‥ブランケットの貸出やスリッパ等の提供はありませんが、リクライニングの角度も問題なく十分な車内設備でした。

※車両によって設備が異なる場合があります。

　

函館特急ニュースター号【感想】

函館から札幌までの高速バス移動は、札幌市内に入るまでは・・・・・・・・・・、約1時間30分毎に2回途中休憩があったこともあって、全く！と言っていいほど‥「長い」とも「辛い」とも感じませんでした！

道中一睡もしなかったほど‥車窓から広大な北海道らしい風景をゆっくり眺められる移動時間が、むしろ楽しかったくらいです！

ただ今回は、積雪による札幌市内の渋滞により、約50分の遅延が発生。

それまであった休憩も無ければ、日が沈み景色も見えなくなったこともあって、正直…札幌市内に入ってから・・・・・・・・・・は、少しだけ乗車時間は長く感じました。

　

高速バスでの移動は、こうした天候や道路状況による遅延の可能性があることがデメリットですが・・・

外の空気を吸ったり、ストレッチをしたり、途中休憩がとてもいい気分転換になるので、約4時間乗車し続けなければいけない電車の方が、想像以上に長く感じるかもしれないですね。

　

リクライニングの角度も申し分なく、3列独立シートなので広々としていて乗り心地も快適でしたし、電車のほぼ半額という料金の安さは、高速バス1番のメリットです！

函館－札幌間を「高速バス」で移動するのは、大いにあり◎だと思いました。

　

まとめ

函館－札幌間の高速バス移動は、雪国北海道であるがゆえに天候などによる遅延の可能性があることや、所要時間の長さがデメリットではありますが・・・

他の移動手段と比較しても群を抜いて安い料金と、便数の多さは最大のメリットです！

　

「函館特急ニュースター号」は、3列独立シートなので窮屈さがなく快適な乗り心地で、2回ある途中休憩がいい気分転換になることで、所要時間の長さは想像するほど苦になりません！

むしろ車窓から北海道ならではの風景をゆっくり眺められるので、道中も楽しむことができます！

「楽天トラベル」で定期的に発行されるクーポンが利用できれば、ネット割よりも安く最安値で購入できるので、一度クーポンが発行されていないか確認してみることをおすすめします！